先生方の喜び・感動の声
~この想い伝えたい!~
日々の保育の中で子ども達と過ごす中で、ちょっとした姿や友だちとのかかわり、遊びの中で、いろんな発見があります。その中で、嬉しく思ったことや感動したこと、びっくりしたこと等、皆さんに伝えたいことをアップしてみました。
朝、玄関でお母さんと離れがたい男の子。涙を浮かべながらもお母さんと離れることが出来た時、「来てくれて先生、嬉しいよ!」と伝えると、「だって、僕がいないと先生淋しがるでしょ。仕方ないなぁ…」と言いながら、自分で支度を始めました。
最初は、あまり話をしてくれなかった子が関係を深めていくごとに、少しずつ笑顔が増え、今ではたくさん話をしてくれるようになったこと。
教師と一緒ではないと不安感が強かった子が、朝の遊びの中で、お兄さんやお姉さんと手を繋ぎ、笑顔で過ごす姿を見た時、幼稚園が安心できる場所になったんだなと嬉しく思いました。
進級し、毎日泣いて登園してきた子が、1学期の後半にはほとんど泣かずにクラスに入ることができました。「幼稚園楽しい」と言葉にしてくれたり、友だちができて笑顔がたくさん見られた時、嬉しく思います。
今年、卒園児が園にくる機会があり、懐かしく思いました。小学生の子ども達は、何かの形で会うことがありますが、大学生や社会人になり、なかなか会うことのない子ども達に会うことができました。当時の子ども達の様子が蘇り、嬉しさと恥ずかしさが入り混じりました。また、これは何十年も働いてきた私の宝物なのかもしれません。
「おかあさん・・・じゃなかった先生!!」とかわいい呼び間違え♪
それほど安心してのびのび過ごしてくれていると思うと嬉しいです☆
子ども達の成長をすぐ近くで見られること。その成長を保護者の方や職場の方々と喜び合えること。
「せんせー、今度ハワイに連れてってあげる」
「大人になったら、車買ってあげるよ!」
「ぼくが大人になったら、結婚してあげるから待っててよ!」etc…
まだどれも実現していませんが、いつまで待っていいでしょう(笑)
いつもはしっかり者であまり涙は見せない年長の男の子。でも、ゲームになると必死で全力で楽しんでいる分、負けてしまうととても悔しく涙が出そうになるけれど、それを誰にも見せまいと涙が流れるのを我慢したり、こそっと涙を拭う姿がかわいくて、そんな貴重な姿が見られることも嬉しい。
お家の方と離れる不安から涙を流していた4月。気づけば、幼稚園が楽しい場所となり、「先生とさようならするのが寂しい」とのこと。幼稚園が大好きになってくれて良かった!と思ったエピソードでした。
1,2並びをする時に、手を叩いて前ならえをし、「トントンまえ」という掛け声をしています。
何度も練習して、とっても上手に並ぶことが出来るようになりました☆
長縄跳びに挑戦する子ども達。毎日毎日練習を繰り返し、1回目は4回、2回目は10回とどんどん跳べるようになり、今では50回超えたりと子どもの頑張ってる姿を近くで見られることはとても嬉しいです!
自分と子ども達の思いが一緒だった時、「心が通じた!」と嬉しくなります。
保育の中で私と子どもの間であった出来事を家庭でお話しているらしく、保護者との会話の中で「うちの子、大好きなんです」と伝えてもらったこと。
鉄棒の前回りがなかなか出来ず、頑張っていた男の子。周りの友達が「手をこうやってしたら落ちないから大丈夫だよ!」「おへそを見るみたいにしたら上手にできるよ!」とたくさんのアドバイスと励ましの声が…!何度挑戦しても難しかったのが、ある日勇気をだしてくるっと回ることに成功☆自然とみんなから「すごいね!」「できたね!」と拍手が沸き上がり、その子もとっても満足気!優しくあたたかい空間にほっこりした瞬間でした✿
女王アリを見つけてきた虫好きな子ども達。アリを育てていくことを決めてから数日後、卵を産んだことに子ども達も先生もびっくり!絵本を卵がどうなっていくのかを知り、卵の変化を見て「絵本と同じだ…!」と目を輝かせる姿に、なんだか嬉しくなりました。それからは「いつ産まれるかな~?」とワクワク♪アリの観察を楽しみにしているのは、子どもより先生かも?そして夏休み中に、2匹のアリが誕生!これからも子ども達とアリの成長を見守っていきたいと思います☆
小さいクラスの子ども達と関わると、意思疎通がなかなか難しいこともありますが、短い時間の中で先生のことを一生懸命呼んで、一緒に遊びたいことをアピールする姿、一緒に何かしたい気持ちを表してくれる気持ちが伝わり、嬉しくもあり、可愛くもありほっこりしました☆
何かで、私自身がケガをしてしまった際、心配そうに「大丈夫?」と何度も聞いてくれたり、治まる魔法をかけてくれたりしたこと。
泥遊びが苦手だった女の子。泥に触れることを嫌がり、苦虫を嚙んだような表情を見せていましたが、ちょっとずつ泥に触れるきっかけを作り、教師が作った大きな泥団子を持つことができるようになったその日。その子自身も大きな達成感を得たようで、帰り道、公園に寄って「泥遊びがしたい!」とお母さんにリクエスト!その日をきっかけに克服した泥遊び。好きな遊びになったようでした!
みんなに楽しんでもらえるように一生懸命盛り上げて、「子ども達と一緒に楽しむ」ことを大切に過ごしています!そんな中「先生っていつも楽しそうだよね!」「先生すぐはしゃぐもんね!」(笑)と言われることも度々…。そう思ってもらえてるなら何よりです♪
1年目の時、3学期の最後の日に、保護者の方から「ありがとうございました。先生がいてくれたからうちの子は幼稚園が大好きになって、毎日笑顔でいられました。」と声を掛けていただきました。
1年目で何もできなくて、自信もなく手探りで1年過ごしていたので本当にうれしく、やってきてよかったと思いました。